プロの視点。中学受験、算数にまつわる話。算数が得意な子が、中学で陥る罠とは。

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中学受験のプロが語る。受験で得点源だった算数。得意なはずだったのに・・・実は、よくある話なのです。

塾長05

こんにちは、塾長です。希望の中学に見事合格、でも・・・。そんなお話をもうひとつ、させて頂きます。

小学生の頃までは、あんなに算数が得意だったのに。そんな声を、中学なってから聞くことは少なくありません。

その原因はなんでしょう?それは、解答までの途中式にありました。

中学受験の際には、算数が得意な子が、決して多くはない割合ですが一定数います。とにかく、圧倒的に算数ができるわけです。

そんな子が、中学受験に合格し、「算数」が「数学」になった途端に罠にひっかかるケース。実は少なくありません。

こんなお子様は、「数学」になじめない

お子様が、以下のような場合は、危険信号です。

  1. 計算が早くて正確。答案用紙も、ノートもきれい。
  2.  「答えが、合ってるからいいじゃん!」「解き方・テクニックさえ覚えればカンタン!」が口から出てくる。
  3. 「頭の中で考えている」ような素振りが多い。

ノートがきれいなことって、いいことじゃないの?

いえいえ。そもそも、算数や数学の教科は、ノートも答案用紙もきれいにはなりません。

算数は、学年が上がるにつて、途中式も複雑になると同時に、直感ではなかなか解けなくなってくるのも事実。

算数ができる子は、方程式の問題や割合の問題も、頭で考え、解答しがちで、どうやって解いたの?と聞いても、説明することすらめんどくさがります。

しまいには、「答えが合っているかいいでしょ!」「先生に教えてもらったテクニック公式にあてはめたらマルになる」という始末。

算数とは、マルがもらえて、点数が取れていればいいという考え方なんですね。

算数はマルがもらえればいい。数学は・・・?

実は、算数が数学に変わったとき、解答よりも、その過程を重視して採点がなされます。

また、解答までにどう考えたかも記述することになるので、公式を覚えてあてはめるだけでは加点されないのです。

ですので、小学生の算数の段階から、将来を見据えて勉強する必要があります。

算数時代について悪くクセはなかなか治りません。言うことを聞かずに、得意だった算数のスタイルを数学でもしてしまうことが、失速する子どもたちには、少なくありません。

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その対策は?

算数の勉強では、消しゴム禁止!!全部、書き残すことが大事です。

ひっ算でも同じです。間違ったときなど、後から見直せば思わぬ発見もあるかもしれません。

さらに、私は「計算するうえで考察した履歴」を「日本語」でその書き残しに加えることをお勧めしています。

感想でも構いません、「この問題は、20分考えてもできなかった。」などです。

できれば、解答していく途中に、接続詞を入れること。「~とした場合」「~だから」などを入れるいいです。

これは、高校入試や大学入試にもつながっていきます。

小学生のころから、こういう習慣をつけておくことは極めて大切です。

たいていの場合、計算経過を残すという習慣は、子どもはめんどくさがって軽視します。そしてそれは親にとっても盲点であり、死角となっている場合が少なくありません。

算数が得意とは、「解答に至る道筋をきちんと書けてこそ!」だという認識を親子ともに持って頂きたい。その上で日々の勉強を継続することは決して無駄にはなりません。

ぜひ、明日から、いえ今日から実戦してほしいと思います。

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