プロの視点。必ず陥るお子様のスランプ。2つのシグナルと5つの克服法。

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受験業界のプロが豊富な経験則から語る、子どもがスランプに陥る危険シグナル、そしてスランプに陥ったときの克服法。

塾長03

前提として、中学受験勉強におけるお子様のスランプは必然、中学受験では「つきもの」だということを認識しておかなければなりません。

スランプがあるということは、勉強をちゃんとしている証拠でもあります。

勉強をしていないとスランプすら存在しないわけですから。

そしてはそれはスポーツと一緒で、そのスランプを乗り越えた先には、飛躍的な成績の伸びがあることが多いということも確かな経験則であります。

今回は、そのスランプに陥るシグナルとスランプに陥ってしまったときの克服法を記述してみたいと思います。

スランプに陥るシグナル

①抽象的な前向き発言が多くなる。具体的には、会話の多くが「感情的」になる。
  • 「最近、調子いいよ。」
  • 「わかるようになって、うれしい。」

一見、親として喜んでしまいそうな前向きな発言に聞こえます。

一方、具体的な前向きな発言は、以下のような感じです。数字や単元名が会話に含まれています。

  • 「点数が10点上がったよ。」
  • 「流水算ができなかったけど、コツをつかんだよ。」

抽象的な前向き発言は、自分の成績の伸び悩みを真正面から受け止めたくない、認めたくないと本人が自覚している場合が多いです。

また、子どもながら、「塾の先生や親を心配させたくない」といった心境も少なくありません。

②塾や私生活そのものに、不満や不平を言いだす。
  • 「塾の授業がわかりにくい」
  • 「塾に行ってもムダ」
  • 「他の子は遊んでいるのに、自分だけなんで塾に行かないといけないの」

こういう発言が出てきたら、子どもの本音がどこにあるか探ることが大事になってきます。

しかも、こういう発言は、いきなり発せられることが多いのです。

自分の調子が上がらないのを他人や環境のせいにしている可能性があるということも、念頭に置いていないといけません。

これらの発言は、これからスランプに陥っていくシグナルということが多いです。そういう発言があったら、即座に、塾の先生に相談することをおすすめします。

学習塾に通わせている最大のメリットの一つは、スランプに陥りそうなとき、塾の先生は相談相手であると同時にその解決に向けて一緒に取り組んでくれる頼れる専門家である、ということです。

以上の2点がスランプ陥るよくあるシグナルです。いかがでしょう。あなたのお子様はいかがですか?

スランプを乗り切る、スランプを克服する方法

一般的に言われることとして、

①これまでできていた単元をもう一度解くことで、自信を持たせる。

これは、塾側がよくとる常套の克服法です。

そうすることで、以下のような発言を誘導することができます。

「春できていなかった単元だったけど、夏休みにやっとできるようになって、この10月も、ちゃんと忘れずできているじゃないか!」

こういう小さな成功体験が、小さな自信を取り戻していきます。

10問やったら、8、9問合うような問題を精選して、自信を取り戻していきます。

できなかった1問は、スランプの原因となった単元であるべきで、そこで、じっくり解説して克服します。

②(時間でなく)期間を区切って、思い切って勉強から離れて、好きなことをさせてみる。

いわゆるリフレッシュを目指すということです。

③勉強する場所や勉強方法を変えてみる。

ということもありです。自宅で塾の課題をやってたなら、休日に開放されている塾の学習室を利用する。

スランプでなくとも気分転換的な効果は抜群です。時折、実践することをおすすめしています。

それでは、私の経験から効果があった「スランプを克服するお勧め方法」を2つほどご紹介しましょう。

④合格体験記や成功者の本を読む。

合格体験記や成功者の本の中には、必ず逆境、スランプに対する向き合い方、その実践記が織り込まれています。

いわば、同じ境遇から、どう乗り越え、目標を達成したかがを様々なエピソ-ドを通して知ることになります。

お子様は大きな勇気をもらえることでしょう。

⑤志望している学校の校門に行ってみる。または、学校行事に行ってみる。

下校している先輩、部活動で汗を流している先輩。

そんな将来の先輩にあるかもしれない人たちを見て、気持ちを新たにするでしょう。もしくはその学校に入って頑張っている自分を想像し、その先輩と重ねることで初心に帰ることも大きな効果です。

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まとめ

受験勉強に、スランプがあることを前提として考えましょう。

スランプのシグナルが見えたら、これらの対処法を参考に「待って信じる」という気持ちで、どっしり構えていて頂きたい。

学習塾の先生は頼りになるはずです。もし万が一そこで頼りないなあ、対応が悪いなあと思えば、学習塾を変えるか、担当の先生を代えてもらうか、そんな選択肢も出てくるのです。

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