塾長の視点。公立中学と私立中学の決定的な違い。

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受験業界のプロが語る、公立中学と私立中学の決定的な違いとは。

塾長01

一般的に言われている違い。

最初に、一般的に言われている違いをまとめてみます。

一般的な公立中学と私立中学の違いは、

  • 教育理念の有/無
  • 費用が高い/安い
  • 環境が良い/悪い
  • 方針が独自/全国共通
  • 施設が充実しているか/していない
  • カリキュラムが、受験型/標準型
  • 大学合格実績がいい/そうでない

と言われます。これらについて、もうすこし詳しく記述します。

費用面

費用面からすると 文部科学省の発表による「平成24年子どもの学習費調査 学校種別毎の集計データ」によると、

  • 公立中学・・・450,340円
  • 私立中学・・・1,295,156円

で、実に2.8倍ほど、私立中学では費用がかかります。

特に、授業料、学校校納金など額で大きな差が生じていることがわかります。

授業料は、

  • 公立中学・・・無料
  • 私立中学・・・440,394円

であり、学校交付金は、

  • 公立中学・・・4,831円
  • 私立中学・・・234,131円

となります。

環境面

環境面は、公立はバラつきが大きく、私立の方が学習環境面でも優れているのが一般的です。

生活環境面でも、万が一「いじめ」が生じても、対応が早いというのが一般的です。要因として、1クラスの生徒数が少ないことがあげられます。

図書室を代表とした施設も、私立中学の方が豊富であり、授業カリキュラムにおいても先の大学進学を目指した受験特化型になっていたり、課外といって、放課後の特別授業やフォロ-など行ったりと充実しています。

そのような環境で、中学・高校の6年間を過ごすことになるので、学校全体の合格実績の高くなる傾向にあります。お子様にとっては、自分の周りは、勉強を頑張るお子様が必然的に多いので、勉強の習慣は確実に身につき、学習面で落ちこぼれる可能性は少なくなります。

以上のことが一般的な見解であり、費用面や通学時間がご家庭の許容範囲であり、学校選びを間違えなければ、私立中学の方に軍配が上がるといったのが現状です。

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中学受験業界のプロとして、実際に体験した決定的な違い。

教える先生の立場が決定的に違う

私自身が学習塾を運営し、様々な学校の先生と接したり、授業参観をしたりしてわかった決定的な違いがあります。

公立中学と私立中学の決定的な違いは、

  • 教える先生の立場が決定的に違う

ことです。実際に学習塾を運営し、様々な学校の先生と接してきた中で得た感想です。

公立中学の先生は、一部非常勤講師いるものの公務員です。立場が安泰であり、万が一今赴任している学校が合わなくとも、別の公立中学校へ転任することが約束されています。

一方で、私立中学の先生は少子化の中、私立では各学校の授業料など売り上げが頭打ちしていることが数字上でも明確です。

売上拡大のために、生徒募集を積極的に行わざる負えない状況です。

そのような中、生徒獲得のためには、何よりの宣伝商品はやはり「授業」ということになります。いい授業をし、子どもたちの学力の伸ばし、合格実績を出していくことになります。

そうするためには、授業研究はもちろん、授業外でも一人ひとりケアをすることで信頼関係を子どもたちと結んでいかなければなりません。

それが、できない先生は、私立中学の先生の場合は、契約が打ち切られることもあり得るのです。つまり、言い方はよくありませんが「私立の先生は生き残りのために必死で教育をしている」のです。

先生との出会いは子供に欠かせない体験

学校生活を通して、子どもたちには、「あんな先生のようになりたいなあ。あんな大人になりたいなあ。」といった憧れる先生に出会うことは欠かせないと思っています。

1人でもそのような先生に出会えたなら、きっと学校生活は、充実したものになります。

楽しいとき、嬉しいときばかりではないのが、学校生活です。そんなとき、保護者とは違う頼りになる大人が1人いるだけで子どもは救われますまた頑張ろうという気持ちになります。

そういう頼りになる憧れになりうる存在の先生とは、一生涯に渡って、メンターとなりうることもあり、折に触れて、卒業後も、進路など人生の岐路になったときに指南役となってくれるかもしれません。

そういう人との出会いは、お金では計り知れない、人生の財産となりえます。

こう考えたとき、私立中学の先生は、それぞれの中学の建学の精神に則った指導し、ただの先生というわけでなく、プロの講師とプロの教師を兼ね備えた教育に真摯に向き合っている人が多い気がしてなりません。

また、公立中学の先生の場合はせっかく「メンターと言える先生」に出会えたとしても、卒業まで、お子様の面倒を見てくれるとは限りません。公立校には「定期的な配置転換」があるからです。

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まとめ

一般的に言われる違いも確かに重要ですが、

「どんな先生がいるのか」という視点で、公立中学と私立中学の違いを認識する必要があるでしょう。

ぜひ、学校説明会や模擬授業でそれらを見極めてください。

それは、親御さんの大切な仕事ですから。

 

中学受合格者の親の意見もご覧ください。

同一テーマを親が語りました。ご覧ください。

クリック→親の視点。私立中学と公立中学の違い。


 

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