塾の判定テストや統一模試ではそこそこの点数が取れるのに、志望校の過去問の点数が取れず、入試が不安な親御さんへ。

【スポンサードリンク】

中学受験のプロが語る。本番の入試を意識する秋という季節。なぜ判定テストは得点できるのに過去問が解けない?という、非常によくあるケースの対策。

塾長07

塾長です。秋を迎え、お子様はもとよりお父様、お母様も次第に緊張感が増してきているのではないでしょうか。

今回もコメント欄よりご質問を頂きましたので、ご説明させて頂きます。

  • 塾の判定テストや統一模試ではそこそこの点数が取れるのに、志望校の過去問の点数が取れない。
  • 過去問の数は限られているので繰り返し解いて覚えてしまえばそれなりの点数になるが、それでいいのか。
  • 本番の試験がとても心配。志望校ランクを落とすべきか。

この悩み、少なくありません。多くのお子様、親御さんがこの悩みを抱えて今の季節(10月、11月)を戦っています。

ですから、この質問への回答を通して、ぜひお子様の過去問の状況を今一度、把握してもらいたいものです。

質問1。塾の判定テストや統一模試ではそこそこの点数が取れるのに、志望校の過去問の点数が取れない。

たしかに、難関私立中学(偏差値60以上)と言われる学校の試験問題では、「塾の判定テストや統一模試ではそこそこの点数が取れるのに、志望校の過去問の点数が取れない。」という状況が生まれるときがあります。

その状況に陥る場合、原因は2つであるときが多いです。

原因、その1。問題との相性

1つは、お子様とその学校の問題との相性です。

特に難関校によくあるケースですが、出題傾向によくも悪くも特徴があり、たとえば、記述問題が多く出題される学校である場合、この現象がよく現れます。

原因、その2。単純に問題の難易度が高い

もう1つは、単純に学校の問題の難易度が高い場合。

塾の判定テストや統一模試では、学力の上位~下位まですべての層のお子様が受けるので、基礎・基本問題の割合が多い傾向にあります。そして、平均点が6割~7割になるように設定されています。

これでは、学力上位の学校を受験する子にとっては、塾の判定テストや統一模試は易しく感じられて当然です。

「点数が取れているか否か」、ではなく「合格最低点を突破できているか否か」

以上が、「志望校の過去問の点数がとれない」大きな要因ですが、実はこれらはあまり心配するべき内容ではありません。

一番重要なポイントは、

  • 点数がとれない

ということでなく、

  • 受験する学校から公表されている合格最低点を突破できていない

です。

現時点で、あまりに合格最低点と開きがあるようなら、その志望校はあくまでチャレンジ校としての扱いをすべきであり、その学校とは他に、実力相応校や合格安全校も合わせて受験することが好ましいです。

合格最低点が公表されていない学校については、塾の先生に問い合わせてみるのとよいでしょう。優秀な塾であれば何らかの情報を持っている可能絵師が高いです。

質問2。過去問の数は限られているので繰り返し解いて覚えてしまえばそれなりの点数になるが、それでいいのか。

次は「過去問の数は限られているので繰り返し解いて覚えてしまえばそれなりの点数になるが、それでいいのか?」の質問に対する回答です。

国語の知識問題(漢字や四字熟語など)、理科、社会については、徹底的に繰り返して解いて答えを覚えてしまうぐらいでいいと思います。

国語の読解や算数については、解き方を理解していないにも関わらず答えを覚えてしまっているかもしれないので、あまり繰り返し解いていい点数をとっても意味を成しません。

特に算数は、間違った問題の類題を解いてマスターしていくことが大事です!類題は同レベルの中学の過去問を探してもよいですし、こちらも塾の先生に尋ねてみるべきでしょう。

【スポンサードリンク】

まとめ

当然のことですが、偏差値が高い学校ほど、入試問題は難しくなっていきます。

つまり、普段より点数がとれなくて当然です。

あくまで、合格最低点を越えていれば、合格を勝ち取れますので、地道に理科や社会は間違った問題を覚え、算数は、間違った問題の類題をこなしながら、実力をつけていくしかありません。

【スポンサードリンク】

 質問3。本番の試験がとても心配。志望校ランクを落とすべきか。

ある偏差値の高い学校の先生のお話です。

その学校の入試では、学校のレベル以上の難しい問題をあえて出題し、学力だけでは見えない

  • 根気よく解く姿勢
  • あきらめない心

を見極めようとしているそうです。その結果、算数は年度によっては平均点が3~4割になることも少なくないといいます。

もちろん、本番の入試が心配になるのは当然のことです。しかし、だからと言って即あきらめてレベルを落とす、ということはお子様の餅メーション維持の点からも賛成致しかねます。

もちろん受験に失敗しては元も子もないですからランクを落とした学校の受験も合わせて行うことを検討しましょう。

もし

  • チャレンジ校
  • 実力相応校
  • 合格安全校

の3つを受験できる環境であるのなら、志望校を下げることなく、最後まであきらめずに勉強に励んでもらいたいと考える次第です。

ご参考になりますでしょうか。

【スポンサードリンク】

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA